この記事、ホントにみてもらえるかな…?
今回のテーマは「 作品を見てもらうためのタイトルの法則 」です。
まず、今回の記事ですが、
タイトルをぱっと見て読みたくなりましたか?
タイトルにひかれてこの記事を読んでもらえているなら成功ですね。
中身を読みたくなる作品のタイトルとは
一体どのような要素が必要なのでしょうか?
作品タイトルは「13文字」のメッセージ
最近のマンガ作品のタイトルは長いものが多いです。
長いタイトルのマンガ作品はSEO効果が強いのも事実です。
しかし、タイトル「 13文字 」で内容を端的に伝えることが
ヒット作の鉄板なのです!
例えば、『 宇宙兄弟 』
タイトルが短く、タイトルを読めば
「宇宙に関するマンガで、『兄弟』が主人公のマンガなのか」と
マンガの概要がスっと入ってきます。
タイトルも内容も傑作です。
つまり
13文字以内でキャッチーに
マンガの内容を端的に要約
これが売れるマンガタイトルの原則です。
また、うっかり頭に残ってしまうタイトルをつけることで
「気になるなぁ…読んでみよう」と思わせることが大切です。
例えば、『 転生したらスライムだった件 』
「え?普通転生したら『スライム』なんかじゃなくて、
『勇者』とか『魔王』とか
もっと強いヤツに転生したほうがいいんじゃないの?!」
この「ありえない!」が印象に残ることで、
タイトルをうっかり覚えてしまい、
そのうち「気になるから読んでみようかな?」と思うようになるのです。
このタイトルをうっかり覚えてしまう確率、
すなわち「うっかり率」を上げることで
実際に読んでもらえる確率もUPします。
キャッチーでうっかり覚えてしまう!
それでもって
「なんだか気になる!…読んでみようかな?」と
と思わせるタイトルにすることがポイントです。
しかし、タイトルだけがよくても、
肝心のマンガが面白くなければヒットしません。
中身を読んで「なるほど!このタイトルはそういう意味か!」と
思える内容とタイトルが絶妙にマッチした作品が
人気になる可能性を秘めています。
このような「 ありそうでなかったタイトル 」こそ
人気作品になるための第一歩です。
逆に、タイトルで失敗したら
「売れない!」といっても過言ではありません。
金の卵は限界のその先に生まれる
では、人を惹きつけるタイトルを作品につける技術は
どうやって身に付けるのか――?
ただひとつ、数をこなすこと。
そして疲れ果てた時の「金の卵」を産みだす感覚をつかむこと。
手始めにタイトルを100個書いてみましょう。
ただし、同じ書き出しのタイトルは禁止!
例えば、「転生したら…」系を何十個と並べるのではなく、
「転生した○○だった」
「△△に転生した」
「××転生生活」
など、なるべく被らないように作ってみましょう。
しかも、必ず1個はふざけたタイトルを考えること!
「えっ?★★になっちゃった!?」
…といったように、少し遊んでみると
もっといいアイディアが浮かんでくるかもしれません。
100個書いたころにはもうへとへとです。
しかし、その疲れ果てた状態で産まれたタイトルはきっと「金の卵」です。
限界から絞り出されたタイトルは格別です。
その感覚を忘れないでください。
数をこなして感覚をつかむこと――
Twitter運用と同じで、作品への愚直な姿勢が「金の卵」を生み出します。
そして、ただタイトルをいくつも生み出すだけではなく、
「自分ならそのタイトルを見てそのマンガを読みたくなるか?」を
自問自答するようにしてみてください。
タイトルを見てうっかり頭に残ってしまいますか?
「気になるなあ」と思ってそのマンガをつい読んでしまいそうですか?
「ありそうでなかった斬新なタイトルだ!」と思いますか?
これらのことを常に念頭に置いて、タイトルを作ってみましょう。
まとめ:ありそうでなかったキャッチーなタイトルで読者のココロをつかむ
まず作品を読んでもらうためには
「タイトル」「サムネ」「第1話」 が重要です。
自分の作品のタイトルをひと目見て印象に残りますか?
「ありそうでなかった」タイトルになっていますか?
他の作品よりも記憶に残るような斬新なタイトルになっていますか?
タイトルから「自分が描きたいもの」が伝わってきますか?
自分に作品の良さが伝わらなければ、
タイトルを見た人にも伝わるはずがありません。
何も伝わらないタイトルはただの独りよがりな「つぶやき」です。
タイトルを目にした人がうっかり覚えてしまうような
作品の良さをビシッと伝える
端的さと斬新さが
タイトルから作品を見てもらうための重要なカギなのです。
作品に込めた想いを13文字以内のキャッチーなタイトルで発信しましょう。
そのためには「感覚」をつかまなければなりません。
タイトル100本ノックしてみましょう。
極限状態でふり絞った「心の叫び」こそが最高のタイトルです。
ありそうでなかったタイトルで
読者の頭の中に作品の印象をうっかり刻み込ませ、
読者の「気になる」を呼び起こして
「内容が気になる...読んでみようかな」につなげましょう!
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